東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻
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理学部1号館 5階 509、513、514号室、地下1階 B101, B112号室
Since 1994
更新日 2025年3月21日
長谷川教授の定年退職が近づいていますので、当研究室では今後、新しい大学院生(修士課程・博士課程とも)を採る予定はありません。
物理学会アンバサダー五十嵐美樹さんのポッドキャストに出演 6月に物理学会が主催する「量子フェス」の広報のために、オンラインラジオ ポッドキャストに長谷川先生が出演しました。物理学会のアンバサダーを務める五十嵐さんの番組「ドタバタ科学ラジオ」でいろいろな話題でおしゃべりしています。1回目(量子フェス編)と2回目(研究編),、いつでも聞けます。(2025年3月21日) Video Journal "Coshare Science"に論文公開 Citableでopen access なビデオジャーナル"Coshare Science"に"Surface and edge states of quantum materials"と題するレビュー論文が公開されました。種々の表面状態に関する2時間以上にわたる講義です。是非、ご覧ください。(2025年3月1日) ラシュバ効果を利用して1原子層で非相反光電流を発生 シリコン基板表面上に形成されたタリウムと鉛の1原子層合金に円偏光を照射すると、スピン選択的な光励起が起こり、「スピン・運動量固定」効果によって、一方方向に電流が流れる現象を発見。ACS Nano誌に掲載されてプレスリリースしました。(2025年1月11日) オンラインシンポジウム『物質知性』のお知らせ 来る11月23日(土・祝)に、標記オンラインシンポジウムが11:00-20:00まで終日開催されます。そのWebページでどなたでも無料で視聴登録できます。17:00-18:00のセッションは長谷川先生がチェアを務め、半導体について3名のパネラーが日本の半導体の将来を語ります。お楽しみに!(2024年11月15日) D2の清水翔太さんがJPS学生優秀発表賞を授賞 9月に北海道大学で開催された日本物理学会第79回年次大会にて、清水さんが『トポロジカル超伝導体Fe(Se,Te)薄片への軽元素修飾による影響』と題する発表を領域9で行い、標記賞を授賞しました。おめでとうございます。(2024年10月26日) ヨビノリチャンネルに長谷川先生が出演 『日本物理学会会長の研究人生』 ヨビノリチャンネルの『研究者の半生』シリーズの2人目として長谷川先生が出演しました。公開後12時間で2万回を超える視聴を数えています。(2024年3月9日) 高城さんが筆頭著者の磁性トポロジカル絶縁体の論文が2023年度応用物理学会薄膜・表面物理分科会論文賞を受賞 当研究室お得意のMBE技術を駆使し、トポロジカル絶縁体薄膜の表裏を磁性トポロジカル絶縁体でコートしたサンドイッチ超構造を作成した。そのホール効果を測定したところ、磁気スキルミオンが発生することを明らかにしたNano Letterの論文が標記賞を授賞しました。(2023年12月8日) D2の谷内息吹さんも学生優秀発表賞を受賞 東北大学で開催された日本物理学会第78回年次大会にて、領域4で発表した谷内さんが『原子層表面超構造(Tl,Sn)/Si(111)における赤外円偏光誘起ヘリシティ依存光電流』と題する発表を行い、標記賞を授賞。佐藤さんとともにダブル授賞となりました。(2023年10月27日) D2の佐藤瞬亮さんが学生優秀発表賞を受賞 東北大学で開催された日本物理学会第78回年次大会にて、領域9で佐藤さんが『Ybインターカレートグラフェンの電子構造と電気伝導特性』と題する発表を領域9で行い、標記賞を授賞しました。おめでとうございます。(2023年9月19日) リチウムイオンがグラフェンにインターカレーションされる過程を電子顕微鏡で観察した成果がNature Nanotechnology 誌に掲載 中国の重慶大学とオーストラリア・メルボルン大学との共同研究によって、グラフェンにリチウムイオンが入り込む様子を動画で観察できました。その様子は極めて複雑ですが、一定の法則があることがわかりました。論文だけでなくプレスリリースもご参照ください。(2023年8月1日)
ブルーバックスの長谷川先生の標記ご著書が、上海交通大学の劉燦華教授によって中国語に翻訳され、『致迷茫的称』として中国で出版されました。ネットでも購入できます。(2023年4月21日) 谷内さん(D2)が日本表面真空学会関東支部学術講演大会で優秀講演賞を受賞 4月14日に開催された標記大会にて、D2の谷内さんが、『巨大ラシュバ効果表面超構造合金における円偏光フォトガルバニック効果』と題する研究発表を行い、優秀講演賞を受賞しました。おめでとうございます!(2023年4月17日) 長谷川先生が日本物理学会会長に就任 3月31日開催された定時総会において、長谷川先生が第79期会長に選任されました。大会・年会の活性化、若手・女子・留学生・外国人研究者、さらには高校生や一般市民に対する重点施策を行う予定です。(2023年4月4日) 当研究室の秋山助教が日本表面真空学会学術講演会で講演奨励賞を受賞 秋山了太助教が、『Growth of atomically flat SnTe(001) thin films using the room-temperature
wetting layer method and its electrical transport measurements』と題する研究成果を、昨年9月に札幌で開かれたIVC・JVSS学術講演会合同会議で発表し、高い競争率になか標記賞の若手研究者部門で授賞しました。おめでとうございます!(2023年1月25日) 先日プレスリリースしたトポロジカル絶縁体を使った磁気スキルミオンに関する成果が、理学系研究科のYoutubeチャンネルで紹介されました。秋山助教と高城院生が解説しています。是非ご覧ください。(2022年12月22日) IUPAP 100周年記念オンライン講演会の動画を公開 日本物理学会と日本学術会議が共催して国際純粋応用物理学連合(IUPAP)の標記記念講演会が10月1日にオンラインで開催され、そのなかの講演のいくつかの録画がYoutubeで公開されました。物性物理学の話を長谷川先生がしていますので、是非ご覧ください。(2022年12月8日) 卒業生の遠山晴子さんが日本表面真空学会女性研究者賞を受賞 遠山さんが標記賞の若手女性研究者優秀賞を、『原子層2次元構造における超伝導の特性解明』のテーマで受賞しました。おめでとうございます。(2022年9月28日) 研究不正をやろうと思ってやる研究者は(ほとんど)いない。しかし、研究の進展に伴って取り返しのつかない事態になってしまう... 研究者必見のドラマです。同じドラマを教員(准教授)目線から描いたバージョンと、若手(助教・大学院生)目線のバージョンの2つがあります。何が悪かったのか、何が足りなかったのか、事態をどう収拾すればいいのか...、それぞれの場面、それぞれの立場から考えてみてください。(2022年5月26日) 佐藤瞬亮さんがショートプレゼンテーション学生賞を受賞 SPring-8ユーザー協同体と日本表面真空学会の合同ミニコンファレンスであるNanospecFY2021miniが3月22日にオンラインで開催れ、当研究室M2の佐藤さんが標記銅賞を受賞しました。4端子電気伝導測定プローブでトンネルスペクトルも測定可能な装置開発が評価されました。(2022年3月25日) Youtubeでブルーバックス『研究者としてうまくやっていくには』が紹介 ノギタ教授のYoutubeで長谷川先生のブルーバックス『研究者としてうまくやっていくには』が紹介されているのを偶然発見しました。ご覧ください。(2021年4月14日) 遠山さんがベスト・ポスター・アワードを受賞 低温科学研究センターの研究交流会(2021年3月11日オンライン開催)で、当研究室の遠山晴子さん(D2)が『フリースタンディング2層グラフェンにおけるCaインターカレート誘起超伝導』の研究発表で見事、標記のアワードを受賞しました。(2021年3月31日) 新しいブルーバックス『トポロジカル物質とは何か』刊行 長谷川先生の2冊目のブルーバックスが出版されました。発売初日にはブルーバックス部門3、4位になりましたが、数日後にはブルーバックス部門、物性・化学物理部門、物理学部門で堂々の一位。YAHOO!ニュースでも取り上げられました。(2021年1月21日) YouTube で研究紹介 先日プレスリリースされたグラフェン構造解析の研究成果を、論文第1著者の遠藤君がYouTubeで解説しています。是非、ご覧ください。(2020年2月8日) 祝 当研究室M1の鄭 帝洪君が日本物理学会領域9学生優秀発表賞を受賞 岐阜大学で開かれた日本物理学会2019秋季大会において、9月10日に「Yb蒸着されたグラフェン/SiCにおける強磁性の発現」と題するポスター発表した鄭君が標記賞を受賞する快挙を成し遂げた。(2019年9月20日) セレン化ニオブ単層膜の超伝導に関する成果がプレスリリース 一ノ倉聖博士(現 東京工業大学助教)が中心に行った研究成果がプレスリリースされました。超伝導状態のNbSe2単層膜に磁場を印加すると「ボーズ金属」という特殊な状態になることを明らかにしました。原著論文はこちら。(2019年6月25日) 一ノ倉博士(現 東京工業大学助教)が、『分子線エピタキシーとその場での電子輸送測定を用いた2次元超伝導の開拓』というタイトルで第13回(2019年度)標記賞を受賞しました。おめでとうございます。(2018年12月13日) 2018/9/23-28に、ロシア・ウラジオストックで開催されているASCO-NANOMAT2018で、遠山さんがPb原子層の超伝導に関する口頭発表をし、それに対して標記の賞が授与された。(2018年9月27日) 祝 年度末は受賞ラッシュ 2017年度末には、M2の中西亮介君が、優秀な修士論文に贈られる『理学系研究科研究奨励賞』を、D1の遠藤由大君が、日本物理学会での優秀な発表に贈られる『領域9学生賞』を、そして下記の応用物理学会の論文賞を授賞しました。すばらしいッ!(2018年3月30日) 祝 応用物理学会薄膜・表面物理分科会 第2回論文賞を受賞 ACS Nano誌に掲載された超伝導グラフェンの論文が、標記論文賞に選ばれました。受賞講演は、3月19日に、応用物理学会で一ノ倉さんが行います。(2018年3月12日) M2の武内君とOBの一ノ倉君がBest Poster Awardを受賞 10月23-26日につくば国際会議場で開かれたThe 8th International Symposium on Surface Science (ISSS-8)で標記の2人が受賞しました。ローラーファミリーが出席されたバンケットで表彰式がありました。(2017年10月26日) 高山さんがNHKニュースに登場 「日本人はノーベル賞を取れなくなる?」というトピックで、NHKの昨夜7時のニュースに登場しました。助教は、忙しくて研究する時間が少ないと訴えています。ぜひご一読を。(2017年9月24日) 高山さんがノーベル賞受賞者と対談 国大協広報誌『国立大学』の座談会で、助教の高山あかりさんが、ノーベル賞受賞者の梶田隆章教授と大隅良典教授との座談会に参加しました。若手研究者の代表として、研究への情熱を語っています。ぜひご一読を。(2017年8月3日) プレスリリース「トポロジカル絶縁体を強磁性に」 東工大などとの共同研究の成果が Nano Letters誌に公開されたのに合わせて、プレスリリースした。トポロジカル物質の物性探索に新たな可能性を開く(2017年6月2日) 修士課程2年の遠藤由大君が、日本表面科学会第4回関東支部セミナーでのポスター発表において、優秀なポスターに贈られるポスター賞を受賞した。(2016年10月18日) 博士課程3年の一ノ倉聖君が、平成27年度 理学系研究科 研究奨励賞を受賞した。対称性の破れた超伝導(PRLに出版)や2層グラフェンの超伝導(ACS Nanoに出版)の発見を報告した博士論文が高く評価された。この博士論文は、Springer社から出版されることになった。(2016年3月31日) 『研究者としてうまくやっていくには』 大学生協月間売上1位! 表記ブルーバックス本が、全国の大学生協書籍部の新書部門で2016年1月の売上1位となりました。駒場や本郷の生協でも1位でした。(2016年2月16年) 長谷川研の元ポスドク Ke Heさんが仁科アジア賞を受賞 仁科記念財団は第3回の標記賞を、長谷川研の元ポスドク Ke Heさん(中国 清華大学物理学部准教授)に贈ることを決めました。12月7日に如水会館で受賞式がありました。(2015年12月14年) 長谷川先生の新著 『研究者としてうまくやっていくには』 予約開始 長谷川先生の標記新著(ブルーバックス、講談社)の販売予約がこちらから開始されました。研究者として生きてゆくために必要なノウハウ満載。研究者を目指す学生、若手研究者、若手PI 必読の書です。(2015年11月14日) 高山さんが日本物理学会 若手奨励賞を受賞 高山さんが「スピン分解光電子分光によるV族半金属薄膜におけるラシュバ効果の研究」で受賞し、先に行われた物理学会(早稲田大学)で受賞記念講演を行いました。(2015年3月23日)
高山さんと一ノ倉さんが日本表面科学会講演奨励賞を受賞 平成26年11月に行われた日本表面科学会学術講演会において優れた講演に対して贈られる標記賞が、高山さん(新進研究者部門)と一ノ倉さん(スチューデント部門)に決まった。授賞式は5月23日の総会で行われる。(2015年2月23日)
高山さんが井上リサーチアウォード受賞 高山さんが「多探針STM を用いた1次元Rashba 効果およびトポロジカルエッジ状態の研究」に対して井上リサーチアウォードを受賞した。詳しくはこちら。この研究費で画期的な成果が期待できます。(2014年12月28日)
新助教の秋山了太さん着任 平原さんの後任助教の秋山さんが12月1日、当研究室に着任しました。磁性半導体やトポロジカル絶縁体を使ったスピントロニクスの専門家です。高山助教と組んでタンデム研究室となりました。(2014年12月1日)
助教の平原さん、東工大にご栄転決定!後任の助教を募集中 長年、当研究室の助教として粉骨砕身働いた平原徹さんが東工大物理の准教授としてご栄転することが決まりました。おめでとうごさいます!それに伴い、後任の助教を公募します。詳細はこちら。どしどし応募ください。(2014年4月28日)新助教の高山あかりさん着任 新しい助教の高山あかりさんが当研究室に配属になりました。サルペス(病原菌の名前ではありません)の専門家です。平原助教と組んでタンデム研究室となりました。(2014年4月1日)新学術領域「分子アーキテクトロニクス」 標記研究領域に参加することになり、当研究室もいよいよ分子系に進出!?単一分子の電気伝導とスピン伝導の研究にチャレンジします。(2013年9月2日)2次元トポロジカル絶縁体が新聞に掲載 Physical Review Letters誌に掲載の論文の内容が日刊工業新聞に掲載されました。(2011年10月20日)
平成22年4月16日(金) 16:30-18:00 於:小柴ホール 長谷川 修司 「表面物理の最前線 −トポロジカル絶縁体は本当か −」
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